相田紳太郎blog

ご訪問いただきありがとうございます!司法書士の本音トークです。

ようこそ2024年。とんでもない年明けに今年は自分から選択したと思える年にする。と誓う

皆さん、こんにちは。

 

本日も見てくれてありがとうございます。

 

 

明けましておめでとうございます。

 

ていうか、12月どこ行った?

ごめんなさい。ポンコツの名に反せず更新していませんでした。

 

 

波乱の年明け

ご存じのとおり、1月1日の元日に石川県能登半島で大きな地震が発生しました。

 

横浜でもゆっくりとぐわんぐわんとした長い揺れを感じ、

東日本大震災の際に似た感覚でした。

 

震災被害だけでなく、津波・火事・雪という大変な状況ですが、

どうにか心を強く保って欲しいと願うばかりです。

 

13年前に感じた無力感

2011年3月11日、東日本大震災

奇しくも司法書士に受かったばかりで、ようやく研修が終わったあたりでした。

 

うぇーーーい!俺は無敵だ!!!!!

鬱屈した受験を終え、合格という讃美に酔いしれて浮足立ったタイミング。

 

 

震災後の津波の映像、何もない平野と化した宅地だった場所。

 

続々と被災地入りする医師・看護師の医療ボランティアを見て

 

ああ、生きるか死ぬかの話を前にしたら、自分にできることなんて1ミリも無いんだな。

 

圧倒的な暴力(災害)の前に、

司法書士はおろか法はなんて無力なのだろうと、

 

心臓をえぐり取られたような衝撃と、

強い無力感に襲われたことをよく覚えています。

 

その夏に、無料法律相談員として被災地にも行きました。

法律相談とはいえ、基本的には高齢者の方のお話相手としてゆっくり話を聞いて過ごしていました。

 

自分で選択した道を進む

あれから13年、まだ司法書士をやっています。

今も変わらず、高齢者の方のお話相手としてゆっくり話を聞いている。

 

司法書士は無力なのだろうか?

 

今はそうは思いません。

 

専門領域ごとに、必要となるタイミングが異なるだけだ。

 

そして、決して派手でなく、地道に人の悩みに耳を傾けて、

持てる知識を精一杯巡らせ、そっと背中を押してあげる。

 

いつか起こる死に備えて、心の中と法律の両方から整えるお手伝いをする。

 

きっとそういう星の下に生まれたのだと思う。

 

 

やり切るには選ぶしかない

私は、ポンコツなりにそうやって、少しでも人に勇気を与える仕事を続けて行きたい。

 

今までは、なんとなく性に合っていて、

人(同業者)より少し器用にこなせるからと勝手に思い込み

やり切ることなく、ここまで来てしまった。

 

やり切るには、自分から選択し、他の選択肢を切り捨てなければなりません。

 

 

今年は、自ら選択した結果として、終活の新規事業に全力で取り組み、

お客様に寄り添い、少しでも多く勇気を与えられるように集中します。

 

 

さようなら、2023年。

ようこそ、2024年。

 

 

それでは、ごきげんよう

相田紳太郎