みなさん、こんにちは。
本日も見てくれて、ありがとうございます。
本日は、ADHD(混合型)の診断を受けました。というお話です。
いきなりですが、3カ月ほどの検査期間をかけ、
2月3日にADHDの確定診断を受けました。
よく聞く、生き辛さとか、めちゃくちゃしんどいとか
幸運(本当に幸運)にもそこまでのことは無かったけど、
やはり、他の人が当たり前にやっていることがどうしても上手く出来なかったり、
なんだか人とは違うかも、と思うことが仕事をする上でもたくさんありました。
なので、これからの人生のため、巻き込む周りの人たちのためにも、
そういう気質があるよね!だけに留まらず、しっかり検査を受けて知ることから始めようと。
そして、知ってもらうことも始めようと。
ADHDって何なの?
そもそもADHDって何なのか?
AD(注意欠如)HD(多動)症。
分かりやすく言いえば、劇的に不注意で作業ミスが多く、計画が立てられず時間を守ることが苦手で落ち着きがないやつ。です。
ええ、これだけ羅列するとやばいやつですね。
もちろん、悪いことばかりではなく、
コミュニケーションが得意だったり、アイデアを豊富に出せたりする、という良い側面もあるようです。
※色んなパターンがあるようなので、ADHDの全員が全く同じというわけではありません。
日常生活は実際どんな感じなのか
私の場合、整理整頓が出来ません。忘れ物や失くし物が多いです。時間を守ることが苦手です。
目についたところにモノを置いてしまうため、デスクの上には書類がたくさん乱雑に積んであって、お知らせ等の紙は彼方に旅立っていきます。
『あれ!?どこ行ったっけ…』『ケータイどこ置いたんだろう』のオンパレード。
ボールペンをめちゃくちゃ失くしては出てきたりして、
同じボールペンを10本くらい持っています。
時間も、だいたい10分くらい間に合いません。
(必ず時間前に連絡をして謝るようにしています)
電話番号を聞きながら書き取ることが出来ません。
『090-12…、すみませんなんでしたっけ?』ほぼ毎回聞いています。
診断を聞いたときは、『ああ、やっぱりそうか。』という納得感が大きかったです。
自己認知との乖離
ただ、診断結果的には社会生活上の困難さ・生き辛さをもっと感じていても不思議ではないらしく、自分の認知と少し乖離がありました。
こうやって何事もないように生きているなんて呑気に言えるのは、
自分が思っているよりももっともっともっと沢山の周りの支えがあって成り立っているんだと、涙が出るほど痛感しました。
こうやって生活できていること自体、全然当たり前なんかじゃなかった。
いま、自分の特性は仕方のないことだったんだな。なんてあっさり認められるのは、
自分が出来ないことを陰ながら当たり前のようにサポートしてくれているスタッフのお陰で、
貴方に出来ないところはスタッフに任せられるようにしよう。
そう根気強く教えて導いてくれた妻のお陰です。
きっと日常生活でも、自分が思っている以上に迷惑をかけているのに、
少しでもより私が快適に生活が出来るようにと考え工夫してくれている妻。
妻が居なかったら、当たり前に生きる、そんなことも出来なかったと思います。
妻やスタッフの皆、そして私たちを選んで一緒に仕事をしたり、遊んでくれる仲間たち。
みんな本当にありがとうございます。
処理速度能力がポンコツに低い反面、
言語理解がかなり良い(上位17%以上だそうで)傾向にあり、
相手の言いたいことを理解したりコミュニケーションが得意ということが客観的に分かったので、
より自信を持って、出来ないことを補って余るほどに加速させて恩返しします。
相田紳太郎 第二章の幕開けです。
今後ともよろしくお願いします。
それでは、ごきげんよう。
相田紳太郎