相田紳太郎blog

ご訪問いただきありがとうございます!司法書士の本音トークです。

一家創立。まるでヤクザ映画?戸籍用語を紹介します。

皆さん、こんにちは。

 

今日も見ていただき、ありがとうございます。

 

今回は、あまり触れる機会のない戸籍用語について、

すこーし役立つ豆知識をお話しします。

 

 

日本の戸籍制度って、

世界的に見てもとても優秀で信頼性が高いって知ってました?

 

100年以上昔の情報だって、几帳面にきちんと記録されています。

 

独特の用語が沢山

昭和初期の昔の民法(旧民法)時代には、

あまり聞き馴染みのない単語が盛りだくさん

 

 

今日は、そこから少しご紹介!

 

 

☆一家創立(いっかそうりつ)

☆分家(ぶんけ)

 

共に新たに家(もちろん建物ではなく、家族というイメージ)を設立することを指す

分家は自らの意志で行うのに対し、

一家創立は法定の原因によって勝手に行われる。という違い

 

一家(いっか)とか言われると、ヤクザかよ。と思いますが、

もともとは戸籍の家制度から由来しているんですねえ。

 

 

☆廃家(はいけ)

☆絶家(ぜっけ)

共に、家が無くなることを指す

廃家は戸主(リーダーみたいな感じの人)の意志で家をやめる(みんなで他の家に入る)のに対して、

絶家は相続人がいなかったりという事情で家が途絶えてしまう。という違い

 

 

☆入夫婚姻(にゅうふこんいん)

☆婿養子縁組(むこようしえんぐみ)

共に、夫が妻側の戸籍に入ることを指す

入夫婚姻は女戸主(一家のリーダーが女性の場合)と結婚して夫が入籍するのに対し、

婿養子縁組は女戸主以外の女性と結婚して夫が入籍する(同時に妻の親と養子縁組を行う)。という違いがある

 

 

どうでしたでしょうか?

私は勝手に江戸時代くらいを連想しています。

 

 

戸籍制度のデメリット

そんな戸籍制度ですが、

情報のストックとしてはとても素晴らしい反面、

氏(苗字)をひとつしか選べないという弊害があるのも事実です

 

 

ストック情報をデータ化して戸籍制度を刷新すれば、

あっという間に夫婦別姓も叶うのになあ、と。

 

夫婦同姓なのは世界的の先進国で日本だけって知ってました?

 

夫婦別姓、結合姓、同姓も自ら選択出来たら良いですよね。

 

どうも保坂相田紳太郎です。とかね。

 

 

皆さんは、もし選択出来たらどの名を名乗りますか?

手軽にそんなことから考えてみるのも面白いかもしれませんね!

 

 

それでは、ごきげんよう

保坂相田紳太郎