相田紳太郎blog

ご訪問いただきありがとうございます!司法書士の本音トークです。

心を込めるということ

皆さん、こんにちは。

 

今日も見てくれて、本当にありがとうございます。

 

 

今回は、心を込める。ということに気が付いたときのお話をしたいと思います。

 

 

心を込めることは、わざとらしくて恥ずかしい?

お客さんは’大切な人の死’という悲しみを乗り越えて、相談に来ていることを忘れないように。

今でこそ、自分にもスタッフにもこのように言っています。

 

 

司法書士1、2年生の新人の頃、何かの研修で、

『相続の仕事でお客さんを訪ねたら、お線香をあげるようにしている。』と耳にしました。

 

 

そんなノウハウみたいなこと、わざとらしくて恥ずかしい。

スマートじゃない。

 

その頃そう思ったのをよく覚えています。

 

 

相続は、ただの仕事のひとつで、当たり前のことだと思っていた時期でした。

 

 

そこから、話を聞くということが何となく分かってきて、

時に感情移入しすぎて心を持っていかれそうになったりと、様々な経験をするようになり

 

 

目の前で相談してくれている方にとって、とても大切な人の死があって、

相続という仕事が起こっている。

 

 

ようやく、体感として気が付いていったように思います。

 

 

 

相続の仕事は、損得勘定だけでは語れない

死は、特別なことではないけど、

大したことじゃない、という訳ではない。

 

 

相続は、損得勘定では計れない何かがあって不思議な仕事だ。

 

 

人の人生に携わらせて貰っている。

 

自然と『お線香あげてもいいですか?』と言えるようになったとき、

そんな気持ちが強くなっていました。

 

 

きっと、心を込められるようになると、

正しい方にカタチが整っていくのだろうと信じています。

 

そうすると、振る舞いが自然になるものです。

 

 

皆さんも、最近、これは心が込もったなあ。と思うことはありますか?

 

 

とは言え、私もなかなか忘れてしまうことも多いので、

初心に戻って心を込めようと思います。

 

 

 

それでは、ごきげんよう

相田紳太郎