相田紳太郎blog

ご訪問いただきありがとうございます!司法書士の本音トークです。

話を聞くということ。

皆さん、こんにちは。

今日も見てくれてありがとうございます。

 

今回は、話を聞く。と言うことについてお話ししたいと思います。

 

 

司法書士はとても素敵な仕事

司法書士は、お客さんの懐に入って話を聞くことが出来る職業です。

そして、それがこの仕事の最大の魅力だと思っています。

 

私のメイン業務は相続手続と遺言作成なので、

人生の大先輩方を相手に、酸いも甘いも色んなお話を聞いています。

 

 

さて、話を聞く。ということ、

 

一見、当たり前でしょ?と、

すごく簡単なように思えるのですが、

 

『前に頼んだ先生は、全然話を聞いてくれなかった。』

こんなことを本当によく耳にします。

 

きっと手続に関することばかり質問し、話をするからだと思いますが、

本当にもったいないなあ、と思います。

 

せっかく話が聞けるポジションにいるのに。

 

 

誰しも、自分の話(手続の話)ばかりしていたら、

相手に話をしてもらうことは出来ません。

 

 

話を聞く=気持ちを吐き出して貰うこと

ゆっくり話をしてもらい、部屋を出るときには、

少しででも晴れやかな気持ちになっていて欲しい、と願っています。

 

 

そして、質問に答えてもらうのではなく、

なるべく自分の話をしてもらえるよう、

話し出すきっかけや、深く話を聞くためのエスコートに努めるようにしています。

 

生前に行った旅行の話もよく聞きます。

好きだった食べ物、嫌だったことの話。

最後をどう迎えたのかの話。

時には、辛いという気持ち。

本当に沢山の話を聞かせていただきます。

 

涙を流しながらお話をしてくれる方もいます。

 

そんなときに、ああ、この仕事をして良かった。

心からそう思います。

 

 

だって、一期一会で弊所を選んでいただいたのだから、

私はお客さん達のことをもっと聞かせて欲しいと思っています。

 

単なる手続の解決だけではなく、

心が楽になるお手伝いができるように。

 

 

 

皆さんも、人の話を聞く。

そんな簡単なこと、キチンと出来ていますか?

 

 

それでは、ごきげんよう

相田紳太郎